本当は恐ろしい歯周病

歯周病と入れ歯(義歯)の関係

歯周病とは

歯周病とはバイオフィルム(バイ菌の塊)によって歯茎が炎症を起こし、顎の骨が溶けて最終的には歯が抜け落ちてしまう病気です。初期段階ではほとんど自覚症状がなく、まったく気づかないケースも多くあります。ブラッシングの際に出血する方や歯茎の腫れが気になる方は、もしかしたら歯周病かもしれません。自分では気づかないうちに歯周病になっていて、気づいたときにはすでに手遅れで、顎の骨が溶けてしまっているケースもあります。そうならないためにも、普段からしっかり予防・治療することが大切です。

日本人が歯を失う最大の原因

日本人が歯を失う最大の原因は、虫歯でも、加齢によるものでもないのをご存知ですか? 現代の日本人が歯を失う最大の原因は、歯周病なのです。30歳代を過ぎた方の90%以上が歯周病、もしくは歯周病予備軍と言われています。そして、40~50歳代で歯を失う原因の半数以上は歯周病です。歯周病を防ぐために、まずは定期検診を受けるようにしましょう。

歯周病と入れ歯

歯周病で歯を失ってしまった場合は、歯を支える顎の骨が衰えてしまっています。ですから、特別な手術などを行わないのであれば入れ歯治療で歯の機能を補うのがベストな方法です。入れ歯は顎の骨や歯ぐきの変化に合わせて調節できるため、自分にぴったり合った入れ歯を装着することができます。